生理カップを使い始めてよかったと思うこと。

2018.06.13

ナプキンでもタンポンでもない、第3の生理用品「生理カップ(月経カップ)」。

アメリカやヨーロッパと比べると日本での認知度はまだまだ低いのが現状です。

しかし、最近ではAmazonや楽天で簡単に購入することができるようになりました!

そこで今回は、生理カップユーザーの筆者が生理カップを使い始めてよかったと思う点をまとめてご紹介します。

 

関連記事:気になる生理カップの評価は?ユーザーのレビューをご紹介 ①

 

生理カップを知ったきっかけ

一人暮らしの女性と生理

まず、日本に住んでいて、薬局などの店頭で生理カップを目にしたり、触ったりすることはできません。

筆者が生理カップの存在を知ったのは、1年前くらいでしょうか。

暇つぶしでネットサーフィンをしていた時に、たまたま生理カップの記事が目に止まったことがきっかけです。

その記事の内容を簡潔にまとめると、

「生理用品が買えない発展途上国の女の子たちは生理が来るたびに学校を休まなければいけない。そこで、ある団体が生理カップを配布し、生理中でもみんなが学校に通えるようにしている。」

というもの。

そのときは「なんだこれ?」と思いましたが、アフリカの女の子たちが生理カップを手にしている写真がとても印象的で、だんだんと興味が湧いてきたのです。

チャレンジ精神旺盛の筆者にとって、「これはぜひ試してみたい!」と思う一品でした。

 

参照

「「月経カップ」が東アフリカで生きる女性たちの人生を変える」ハフポスト(2015年1月12日)

 

生理カップの購入を検討するも...。

ネットの記事で生理カップの存在を知ってから、自分なりに生理カップのことを調べてみました。

得た情報といえば、

・通販で購入可能?(できれば現物を見て買いたい派)

・かなり少数派であるが、日本で使っている人もいる。

・日本ではお店で気軽に買うことはできない。(=入手がめんどくさい?)

・輸入品のため、高額商品?

・使いこなせず断念する人もいるらしい。

など、あまり良い情報を得ることができませんでした。

チャレンジ精神旺盛の割に、めんどうなことは避けたい筆者はこのとき、生理カップの購入を見送ることにしました。

 

再び生理カップの購入を検討するチャンスが訪れる。

生理カップの購入を断念して以来もこれまで通り、ナプキンと共に毎月不快で憂鬱な生理を過ごしていました。

生理カップの存在もだんだんと薄れていき...。

しかし転機が訪れます。

時の流れと共に、これまであまり利用していなかったネットショッピングに手を出し始めたころ、ふと生理カップのことを思い出したのです。

思い立ったら即行動派の筆者は、気づいたら生理カップを手にしていました。

 

生理カップを試してみた。

これまでは主にナプキン、たまにタンポンを使用していたため、生理カップを膣内に挿入することに関して抵抗は全くありませんでした。

しかし最初はうまく挿入することができず、悪戦苦闘。

なんとか挿入することができても、漏れないか心配でずっとナプキンもつけていました。(生理カップの意味がない!!!)

取り外しや挿入のとき、手は汚れるし、何分もトイレにこもって家を出る時間が遅くなっていつもの電車に乗れないし、最初はとてもストレスがたまりました。

諦めるのかは簡単でしたが、それなりに高価なものであるので簡単には諦めたいという気持ちが強かったです。

「よく考えたら、今までいろいろな物事で最初からうまくいった経験の方が少ないなぁ。」

そんなことを思いながら、負けず嫌いな性格の私は果敢に挑戦し続け、、、、、、

その結果、カップを挿入するベストポジションがわかるようになり、集中はするけど身体の力は抜く感覚が身につき、無理なく挿入・取り外しができるようになりました。

ようやく生理カップと仲良くなれました。

 

関連記事:

生理カップ日記〜私がカップと仲良くなるまでの軌跡。使用前から1日目〜

生理カップ日記〜私がカップと仲良くなるまでの軌跡2日目〜

生理カップ日記〜私がカップと仲良くなるまでの軌跡3日目〜

 

生理カップに変えて得た大きな成果

生理が来た

生理カップのメリット・デメリットについては以前の記事で紹介しましたが、生理カップと仲良くなり始めた2回目の生理から、ナプキンを1枚も使わなくなったことが、生理カップに変えてから得た一番の成果だと思います。

ナプキンを使用しないことで

・かぶれなどの肌トラブルがなくなった

・残数を気にしながらナプキンを買い足す必要がなくなった

・ゴミ箱のない外出先のトイレや人の家のトイレでも気軽に行けるようになった(ゴミが出ないので)

・旅行などの荷造りで生理用品の準備に時間とお金を費やす必要がなくなった

など、身体への負担が減ったほか、環境にもやさしくお財布にもやさしい生活が送れるようになったと思います。

 

参考記事:

新しい生理用品「生理カップ」とは?メリットとデメリット

 

選択肢が増えることの幸せ

進路や就職、結婚など、生きている以上、その節々で様々な選択に迫られることがあります。

その時いつも思うのが、「選択肢があることの幸せ」です。

選択肢がなければ、どんな無理なこと、理不尽なことでも従わなければいけません。選ぶこと・ものがないので。

生理用品も一緒だと思います。

昔は今のようにドラッグストアにいけば様々なメーカーのナプキンが置いてあるわけではありませんでした。

生理用品そのものがなかった時代は、ボロ布を当てがったり和紙を折りたたんで使用していたそうです。

いつしか生理用品の開発が進み、ナプキンが誕生し、いまでは経血量や目的に合わせた多くのナプキンに加え、サイズの異なるタンポンも店頭に並んでいます。

そこに新たに生理カップが登場し、生理用品に関する選択肢が増えました。

選択する、しないはもちろん個人の自由ですが、アクティブかつ環境やお財布にやさしい生活を送りたいこれからの女性たちには、ぜひ生理カップを選択肢のひとつに加えることをおすすめします。

生理カップを選ぶ際には、以下の記事も参考にしてみてくださいね!

 

参考記事:

生理カップの選び方 間違いやすい4つのポイント

生理カップ選びに役立つ!生理カップのデザインと機能を徹底解説

紙ナプキンやタンポンより古い生理用品とは?

おすすめの生理カップは?形、サイズ、使いやすさを比較してみた。

買ったけど、入らなかった!そんなときも、生理カップをあきらめないで。リラックスしていれるための3つの工夫。

気になる生理カップの評価は?ユーザーのレビューをご紹介 ①

インテグロ株式会社  生理ケア&生理カップアドバイザー

1990年東京生まれ。筑波大学体育専門学群 卒業、中高保健体育教員免許取得。筑波大学人間総合科学研究科体育学専攻 博士前期課程 修了。

小さいときから身体を動かすことが好き。3歳から水泳を始め、約18年間競泳選手として活躍。大学院在学中は、スポーツを通じた国際協力としてNGOにてカンボジアの小学校の体育科教育の普及に携わる。また、日本では小学生から大人までの幅広い年齢層に水泳の指導を行う。

2017年生理カップと出会い、生理中の過ごし方や生理に対する捉え方が大きく変わり、生理カップを通じて女性がより快適で自由に過ごせるように、社会や家庭でアクティブに活躍する女性たちをサポートしたいと思うようになる。世界中の数十種類もの生理カップを試してきた経験から、生理カップの選び方や使い方、経血量やライフスタイルに合わせた生理ケアについて、アドバイスを行ったり、ワークショップを開催したりしている。

現在、女性の体や性教育、妊娠・出産・子育てについてより専門的な知識を身につけるため、一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会(代表理事:丸の内の森レディースクリニック 院長 宋美玄先生)主催「これだけは知っておきたい」講座を受講中。