1ヶ月に生理が2回?!これって不正出血?!間違えやすい出血とは

2018.06.09

生理周期が安定している女性であれば約1ヶ月に1度生理がくると思いますが、生理以外でも出血がみられる場合があります。

それを「不正出血」といいます。

この「不正出血」には、特に気にすることはないものと、何かしらの疾患が潜んでいるサインのものがあるので、症状によっては注意が必要です。

今回は、さまざまな不正出血の症状と、考えられる原因についてみていきましょう。

 

排卵前後に起こる出血

排卵期の前後で出血がみられることを「中間出血」といいます。

これは28日周期で生理がきている場合、生理開始後約2週間前後に数日間みられる少量の出血のことを指します。

少量なので、ナプキンではなくおりものシートをつけていれば下着が汚れない程度です。

排卵期に起こる出血のため、出血以外にも下腹部痛を感じる女性もいます。

あるときから急に始まって何度か続く場合や、年に何度かくる場合など、頻度はさまざまですが、卵巣や子宮自体の機能に異常がないため、心配する必要はありません。

生理が始まった直後と似た症状ですので、このようなときには、ナプキンのいらない吸収型サニタリーショーツ「エヴァウェア」や汚れがすぐに落ちるサニタリーショーツ「ステインフリー」があると重宝すると思います。

 

間違いやすい出血

生理終了後に、少しおいてまた生理のような出血がみられる場合は注意が必要です。

生理と同じような出血のため、どちらが生理なのかわからなくなるかもしれません。

このような症状があるときは、子宮筋腫などの子宮系の疾患があり、卵巣の機能に軽い異常があることが考えられます。

1ヶ月以内に何度も生理のようなものがくる場合は早めに専門医に相談しましょう。

 

妊娠が成立したら

妊娠を望む女性は生理がこなくなると真っ先に「妊娠したかな?」と考えると思います。

通常、妊娠が成立すると生理はなくなりますが、まれに生理予定日ごろに出血がみられることがあります。

この時の出血は少量かつ短期間(1〜2日間程度)で終わるのが特徴です。

生理がきて一度はがっかりするかもしれませんが、通常と異なり、すぐに終わってしまった場合は妊娠の可能性があります。

この出血は「点状出血」といいますが、この症状が現れたあとは妊娠が順調に進んでいくことが多いです。

 

ストレスが原因でおこる出血

日々強いストレスを感じていたり、不規則な生活や過度なダイエットなどで無理が続くと、生理がこなくなることがありますが、逆に生理期間以外で出血がおこることもあります。

この出血はなぜおこるのかというと、ホルモンバランスの乱れが関係しています。

ホルモンバランスが乱れることで子宮内膜の機能が作用しづらくなり、生理以外の時に出血がおきてしまうのです。

強いストレスを感じている自覚がある女性や無理な食事制限をしている女性は、一旦休息しリフレッシュしましょう。

ストレス以外でも、思春期や更年期にホルモンバランスが乱れて生理のサイクルが崩れることもあります。

思春期や更年期で、生理前から出血が続いたり、なかなか生理が終わらない場合はホルモンバランスが乱れている可能性が高いです。

 

最も注意が必要な出血

通常、受精卵は子宮内膜に着床しますが、稀にさまざまな原因で子宮以外の部分に着床してしまうことがあります。

このことを「子宮外妊娠」といいますが、妊娠が成立してしばらく生理が止まっていたにも関わらず、妊娠が進んでいくにつれて多量の出血がおこります。

子宮外妊娠は出血のほかにも激しい腹痛もともなうため、そのような症状が続く場合は専門医に診てもらう必要があります。

「流産」の可能性が高く、すみやかに適切な処置をしないと生命に関わります。

 

不正出血が原因の主な疾患とは

不正出血は先にも述べたように、心配のないものもありますが、子宮系の疾患が原因でおこることもあります。

その主な疾患は以下の通りです。

・子宮頸がん

・子宮体がん

・子宮頸管ポリープ

・子宮筋腫

・子宮外妊娠

・子宮内膜症

・子宮頸管炎

・膣炎 など

ここで挙げた以外の疾患が潜んでいる可能性もあります。

「いつもと違う。おかしいな。」と感じたら自分自身で判断せず、専門の病院で検査を受けてください。

 

生理は女性の健康のバロメーター

生理と女性の健康

生理は、腹痛や頭痛、体重増加、むくみ、倦怠感など、さまざまな身体症状を伴うため、非常に憂鬱な期間でもありますが、健康か否かを判断するバロメーターでもあると思います。

生理周期が安定している女性があるときを境に周期が乱れた場合、(本人が自覚していなかったとしても)身体がストレスを感じていることが考えられます。

一方、いつも周期が安定している女性は卵巣の機能が良好であると言えます。

毎月の生理をちょっとだけポジティブに考えてみると、以前よりも気分が楽になりませんか?

正常な生理周期や経血量については下記の記事を参考にしてみてくださいね。

 

参考記事:

生理の出血量が多い「過多月経」とは。気になる原因や対処法は?

毎月ちゃんと生理きてる?生理周期と生理期間、経血量について考えてみよう。

もしかしたら過多月経かも?! 自分の経血量を知る方法

 

不正出血でショーツが汚れるのを防ぐ方法

不正出血には、おりものに混ざって下着にうっすらとピンクや褐色のものがつく程度から、生理と同じような出血が何度も見られるもの、腹痛をともなう大量の出血まであることがわかりました。

このようなときに、下着が汚れるのを防ぐ方法として、ナプキンやおりものシートを利用する方が多いと思います。

ただ生理中でもないのにできればナプキンなどを使いたくないという方におすすめのものは、ナプキンのいらない吸収型サニタリーショーツ「エヴァウェア」です。

エヴァウェアは、なんとタンポン約2本分の経血を吸収してくれるうえ、普通のショーツを変わらない履きごごちなので、普段から使えるのです。

もし、ちょこっと汚れる程度の出血の場合には、サニタリーショーツ「ステインフリー」で十分かもしれません。

こちらのショーツは、ブランド名のとおり、汚れがすぐに落ちる生理用ショーツなので、おりものシートなしでも使用できますよ。

関連記事:

漏れ、汚れはもう怖くない!本当におすすめのサニタリーショーツの使い方

おしゃれママが選ぶ、子どもと一緒にはけるサニタリーショーツはこれ!

もう生理で漏れない!最強の吸収型サニタリーショーツとは

 

まとめ

ひとことに「不正出血」といっても、おりものに混ざって下着にうっすらとピンクや褐色のものがつく程度から、生理と同じような出血が何度も見られるもの、腹痛をともなう大量の出血まで、さまざまな症状があることがわかりました。

排卵前後に起こる中間出血のように病気ではない出血もありますが、生理以外の出血は何かしらの疾患が潜んでいるサインでもあるので、早めに専門医を受診することをおすすめします。

 

参考文献:

武谷雄二著 「月経のはなし:歴史・行動・メカニズム」(中公新書)2012年

インテグロ株式会社 アソシエイトディレクター・生理アドバイザー

1990年東京都生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻、博士前期課程修了(研究分野:体育史スポーツ人類学)。在学中、カンボジアにてスポーツ指導や小学校体育科教育の普及にも従事。

3歳から水泳を始め、高校3年時に全国高校総体400m個人メドレー第3位。約18年間の競技生活を経て引退後、競泳選手として生理と向き合ってきた経験と、途上国生活で満足する生理用品に出会えず苦労した経験から、生理について他者と情報共有することや、生理用品の重要性を感じました。そして生理カップとの出会いをきっかけに、女性がより快適で自由に過ごせるように、そして分野問わず国内外でアクティブに活躍する女性たちをサポートしたいと思うようになりました。日本ではまだまだタブーとされている生理や女性の体についてもっとオープンに話せるような環境をつくっていきたいです。

・愛用の生理カップ:スーパージェニーのスモール(ブルー)

・愛用のサニタリーショーツ :ステインフリーのビキニ(ピンクドッツ)