武庫川女子大学の学内イベントにて月経カップと吸水ショーツが展示されました

2023年11月17日、スポーツ強豪校である武庫川女子大学にて、健康・スポーツ科学科 中堀千香子准教授のゼミに所属する学生が生理用品の展示・体験を通じて学生の生理用品の選択肢を広げようと、学内啓発イベント「Hello! Femtech」が開催されました。

生理用品の展示の協力をさせていただき、10代から使える月経カップ「ディーバカップ」と吸水ショーツ「エヴァウェア」を紹介いただきました。また、イベントを企画する学生のみなさまには、事前に月経カップ講座を実施させていただき、商品への理解を深めてもらいました。武庫川女子大学の学内イベントの月経カップと吸水ショーツの展示

イベントに参加した多くの学生や教職員のみなさまからは「興味はあったが実物を見たことがなかった」「商品を実際に手に取って、感触や使用方法、管理方法など聞けたのはとてもよかった」というコメントをいただいたそうです。

 

<武庫川女子大学 健康・スポーツ科学科 中堀千香子准教授からのコメント>

健康な女性の証であり毎月訪れる月経に対し、様々な手段があることを私たちは意外と知らない、ということに気づき今回ゼミの学生とともに「第3の生理用品の啓発イベント」を企画しました。

事前に学内で生理用品に関する現状について調査したところ、紙ナプキンは圧倒的高率で使用されていたにも関わらず、生理用品に関する悩みは、ナプキン由来で起こるとされる内容が多く寄せられていたこと、月経カップについて最近耳にはするけれど、知らないゆえに不安の方が大きいという状況にあることがわかりました。

そのような状況の中、インテグロ様にご協力いただいて、月経カップや吸水ショーツといった最新技術の生理用品をたくさんの人が実際に目にして、手に取ってもらう機会となり本当によかったと思います。悩みを共有してみて、機能を知って、そして前向きに使ってみたい!と目を輝かす学生たちを目の当たりにしました。

今後ライフシーンに応じて自身と向き合い、その中でこのような素晴らしい商品の手助けを得て自分の選択をしていくことは女性にとって大きな後押しになると思っています。

武庫川女子大学のフェムテックイベントの月経カップと吸水ショーツの展示

<インテグロ代表 神林美帆のコメント>

生理用品の選択肢が増えたことで、女性たちがより快適に過ごせるようになってきている一方で、特に10代の女性たちの間ではまだ認知度が低いと感じています。

まずは、生理ケアの方法にはナプキンやタンポンだけでなく、月経カップ、吸水ショーツ、月経ディスク、ピル、IUD(子宮内避妊用具)などのさまざまな選択肢があることを知ってほしいと思います。それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで、自分は何が一番大切なのかを考えて選ぶことで、生理期間をより快適に過ごすことにつながります。すぐに使わなくても、将来必要になったときに思い出したり、生理に悩んでいる周りの誰かに教えてあげたりすることもできます。

今回のような「知ってもらう」活動こそ最初の大事なステップであり、みんなが自分らしく活躍できる社会につながっていくのだと感じています。

武庫川女子大学の学内イベントの月経カップと吸水ショーツの展示

イベントを企画した学生や教員のみなさま、展示にお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。

インテグロでは、このような生理に関する教育のサポートのひとつとして、商品サンプルの貸し出し、および特別価格でのご提供を行なっていますので、ご希望の団体、施設がありましたら、ぜひご相談ください。

お問い合わせ先:info@integro.jp