How to use

ステムをチェック

ステムをひっぱって
切れないことを確認しましょう

空気穴をチェック

4つの空気穴がすべて
あいているか確認しましょう

煮沸消毒をする

使用前に必ず煮沸消毒をしましょう

鍋：水が沸騰後10分間ほど
電子レンジ：耐熱容器に水を入れ5分間ほど

手を洗い、姿勢をとる

手指を洗って清潔にし、トイレの便座に座る、もしくはスクワットの姿勢をとります。足を開いて息を吐き、下半身の力を抜きましょう。

カップを折りたたむ

カップを折りたたみ、ステムが下向きになるように持ち、もう片方の手で陰唇をやさしく開いてください。

挿入する

腟口から尾骨（背骨の一番下の骨）に向かってやや水平に挿入。垂直方向に押しあげて、ステムが腟口に隠れるまで挿入しましょう。

挿入したら、装着の確認をしましょう

カップは指でステムが触れるくらいの浅い位置に装着します。折りたたんだカップが腟内でしっかりと開き、腟壁と密着していることを確認しましょう。

手を洗い、姿勢をとる

手指を洗って清潔にし、トイレの便座に座る、もしくはスクワットの姿勢をとります。足を開いて息を吐き、下半身の力を抜きましょう。

腟壁の密着を解除

親指と人差し指（または親指と人差し指と中指）をステムに沿わせるようにしてカップの底部を触り、底部をつまんでカップと腟壁との密着を解除しましょう。

※密着を解除せずにステムだけを強く引っ張ってカップを取り出すと、痛みが生じたりステムが切れやすくなることがあるので注意してください。

取り出して洗浄し、再挿入

ゆっくりとカップを取り出し、カップにたまった経血をトイレや排水溝に流してください。水で洗浄した後、再び挿入してください。

※外出先では、トイレットペーパーや低刺激性ウェットティッシュなどで拭く、または、ペットボトル等の清潔な水を使用し洗浄することをおすすめします。

生理期間中は、1日1回

生理期間中は1日1回、水やぬるま湯と低刺激性石けんを使用して洗ってください。空気穴の汚れはやさしく伸ばすように洗って取り除いてください。

生理終了後は、煮沸消毒

生理終了後は同じように丁寧に洗い、ニオイや色移りなどを予防するためにも、生理サイクルごと（最低でも2〜3ヶ月に一度）に煮沸消毒することをおすすめします。

※消毒用アルコールや漂白剤などは、シリコーンの破損や腟への刺激となる可能性があるのため、使用しないでください。

乾燥させて保管

洗浄後、完全に乾燥させてから、通気性のよい同梱の専用ポーチなどに入れて保管してください。

※カビが生える原因となりますので、プラスチック袋などの密閉容器に入れて保管しないでください。

使用上の注意点

使用前

• これまでにトキシック症候群（TSS）を発症したことがある場合は、使用しないでください。
• 腟内や腟口に傷、痛み、かゆみなどがある場合、腟炎に感染している場合には使用しないでください。
• 出産後の最初の月経時（産後6週間くらい）から使用できますが、心配な場合には婦人科にご相談ください。
• IUD（子宮内避妊具）を使用している場合、カップの使用について婦人科にご相談ください。
• カップは生理中のみ使用してください。

使用中

• 経血量に関わらず、長くても12時間毎にカップを取り出し洗浄してください。
• 性交前にはカップを取り外してください。カップは避妊具ではありません。
• 腟内や腟口に痛みやかゆみがある場合や、排尿時に不快感がある場合は、使用を中止し婦人科にご相談ください。
• 万一、取り出せなくなった場合は、装着後12時間以内に婦人科を受診し取り出してもらってください。
• 本品によってトキシックショック症候群（TSS）が発症した事例はありませんが、下記のような症状が発症した場合、直ちにカップを取り出し、婦人科などの専門医を受診してください。
• ※トキシックショック症候群（TSS）症状：急な発熱、発疹、血圧低下、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血など

使用後

• 乳幼児やペットの手の届かない場所に保管してください。

交換時期

• シリコーンは熱や摩擦に強く耐久性がありますが、個人の腟の環境（pHなど）、洗浄頻度や洗浄方法、保管方法などによって、カップの寿命が変わることがあります。カップは定期的に点検し、ひび割れ、ベタつきや粉末状の膜の付着、重度の変色や臭いなどの劣化や破損の兆候がある場合は、すぐに使用を中止し、新しい製品にお取替えください。
• カップは個人衛生用品のため、個人の責任において、新しい製品への取り替え時期を判断してください。