岐阜県歯科技工士会にて、歯科医療従事者向け生理ケアセミナーを開催しました

2023年2月12日、弊社の生理ケア&月経カップアドバイザーの木下綾乃が、岐阜県歯科技工士会の女子部会にて、「歯科医療従事者のための新しい生理ケア」をテーマに、オンラインセミナーを実施しました。

女性歯科技工士の生理の悩み

歯科技工士とは、入れ歯や歯の被せ物、矯正装具などの制作や修理をおこなう職種のことで、高い技術力や集中力が求められます。ほぼ毎日、長時間座ったままの作業が続くことと、仕事着はスクラブまたは白衣のため、女性歯科技工士にとって、生理のときは漏れの不安が大きい、集中力が続かないなどという、共通の悩みがあるようです。

近年、若手の女性歯科技工の増加を受け、女性が働きやすい業界にしていきたいという思いから、歯科技工士会の中に女子部会が立ち上がり、定期的にさまざまなテーマの勉強会を実施しているとのこと。

このたび、月経カップによって生理期間が楽になった体験をされた女子部会メンバーのおひとりから、「生理中の悩みや働きにくさを軽減させてくれるアイテムをみんなに知ってほしい」という依頼を受け、生理ケアセミナーの開催が実現しました。当日は、女性歯科技工士とクリニックの事務職の女性、10代〜40代と幅広い年齢層の方にご参加いただきました。

セミナーの様子

セミナーの前半は、生理のしくみなどの基礎知識について触れ、女性が抱える生理の悩みについて共有しました。

後半には、それらの生理の悩みを解決してくれる新しい生理用品として、月経カップや、吸水ショーツを紹介させていただきました。

オンライン開催ではありましたが、事前に商品のサンプルを送付し、実物を見たり触ったりしていただきながら、それぞれの特徴や使い方などを、紹介させていただきました。

参加者からの声

  • 生理のしくみなど、意外と知らないことが多かった。
  • 月経カップを初めて知ったが便利そうだった。試してみたい。意外とやわらかくて何とかなりそうだと思った。
  • 女性同士でも悩みや苦労に個人差があり、まず女性同士がお互いを理解するためのいい機会になった
  • 生理のことをあらためて考えることができた。
  • 吸水ショーツのデザインが思ったよりかわいかった。
  • 生理中でももっと前向きに過ごせる方が増えるだろうと手応えを感じた。
  • 女性が挑戦するのを応援したいと言っていただき、とても心強かった。

総括と今後の展望

セミナー開催前は、新しい生理用品を目の前にされてやや不安そうな様子を感じましたが、終了後は数名のメンバーがすぐに、月経カップや吸水ショーツデビューすることを決めてくださったことを、何よりもうれしく思いました。

インテグロでは今後も、生理期間をより快適に過ごすために、月経カップや吸水ショーツなどの新しい生理ケアを取り入れたい方が安心して始められるよう、セミナー開催や情報発信を積極的に行い、女性が働きやすい社会を応援していきたいと考えております。

セミナーを希望される企業や団体がありましたら、お気軽に info@integro.jp へご相談ください。

岐阜県歯科技工士会の女子部会にて 歯科医療従事者向け生理ケアセミナーを開催 

【実施概要】

■名称:「歯科医療従事者のための 新しい生理ケアセミナー」

■日時:2023年2月12日(日)14:00~15:30 

■会場:ハートフルスクエアG(中会議室)または、オンライン(Zoom配信)

■対象:女性歯科医療従事者

■主催:一般社団法人 岐阜県歯科技工士会

■内容

  1. 生理とは?(生理のしくみ/女性ホルモンのはたらき/PMSなど)
  2. 月経カップとは(特徴/使い方/お手入れ方法など)
  3. 吸水ショーツとは(特徴/使い方/お手入れ方法など)
  4. 新しい生理ケアと取り入れたユーザーの紹介