生理カップを使用しはじめたころ直面する問題点とその解決法をご紹介!入れ方編

2018.05.22

生理カップ(月経カップ)を購入!そして、いざ使ってみると、さまざまな問題点に直面すると思います。これを“生理カップあるある”と名付けましょう。

ただ非常にプライベートなことですので、なかなか人には聞けないですよね。

しかも日本では生理カップは認知されはじめたばかりですし、ユーザー同士の意見交換もできないと思います。

そこで、今回は生理カップを使用しはじめてすぐに感じる疑問点、“生理カップあるある”に関する解決法をご紹介します。

 

生理カップを使用する上で直面する問題

では、生理カップを使用する上で直面するさまざまな疑問や問題点を、「カップ挿入時」と「カップ取り外し時」の2つの最大イベントに分けて、それらに対する解決法をご紹介します!

今回は前編として「カップ挿入時」に直面するであろうあんなことやこんなことをまとめました!

これはあくまでも個人的なアドバイスですので、必ずしもこうしなければいけないものではありません。

ぜひ“参考”にしてみてくださいね。

 

カップ挿入時の問題点①:折りたたみ方はどれがおすすめ?

カップの折りたたみ方は、世の中にはなんと10種類以上存在するそうです!

ここではどのブランドもおすすめしている一般的な3種類 の折りたたみ方をご紹介します。

主流の3つは以下の通りです。

  • Cフォールド

→カップをつぶして半分に折ります。折った時にリム(縁)がCの形になっているのが特徴です。誰でも折りやすいシンプルな折りたたみ方だと思います。

月経カップの使い方

  • パンチダウンフォールド

→これは他のふたつとは異なる、リムをカップの内側に折りこむ方法です。慣れるまで指で保持するのが少し難しいかもしれませんが、折り込んだ先端がタンポンと同じくらいに細くなるため、一番挿入しやすい形だと思います。

月経カップの使い方

  • セブンフォールド

→折り方はCフォールドと同じく、まずカップをつぶします。Cフォールドは半分に折りましたが、セブンフォールドはどちらかの端をカップの下のほうに折ります。縁が7の形になっていたら完了です。Cフォールドよりも先端が尖るのが特徴です。

月経カップの使い方

この3つの中で私が一番おすすめする折りたたみ方は②のパンチダウンフォールドです。

すべて試してみましたが、挿入する際に先端が細いほうが挿入しやすいからです。

さらに、内側に折りこむことで膣内でカップを開かせる時に他の2つよりも勢いよく開く感覚があります!

詳しくは生理日記1日目でも紹介しているのでご覧ください。

 

カップ挿入時の問題点②:手が血まみれ

挿入し終えると、手とデリケードゾーンが血まみれに・・・

はい、この点に関しては全員が必ず戸惑うポイントだと思います!

手は、手袋をしない限り必ず汚れます。諦めてください!

慣れてきて、指先だけを使って挿入することができるようになれば汚れは最小限ですむかもしれませんが、ここでは「汚れたあとにどうするか」を考えていきましょう。

私が考えた「汚れを最小限にする方法」を効果的だと思う順にあげてみました。

 

・まずカップを挿入する前にウォシュレットのビデ機能でデリケートゾーンを洗浄する。

・ウォシュレットがない場合はウェットティッシュで拭く。

・ウェットティッシュがない場合はトイレットペーパーで我慢する。

・究極は、トイレではなく風呂場でおこなう。(シャワー時に限られる)

 

という流れです。

自宅のトイレでしたら比較的融通がきくと思いますが、職場や外出先での取り扱いには気を使うと思います。

どこのトイレにもウォシュレットがあるとは限りませんので、この場合はウェットティッシュを持ち歩くことをおすすめします!

ウェットティッシュはひとつあると経血を拭く以外にも助かる場面はありますし、手が汚れて困っている人に差し出すと喜ばれるハッピーアイテムなので損はしませんね!

 

筆者の場合

筆者は、最初はいろいろ気にしていましたが、そのうちにトイレットペーパーでサクッと拭き、もう片方の手と経血がつかなかった指でズボンを上げ、ササッと個室から出て水道で洗っています。

トイレと洗面台はたいてい近くにありますよね。なので、この方法で十分かなと思います。

もちろん、慣れるまではウェットティッシュを使っていました!今もたまに使っているので、うまく使い分けてみてください。

くれぐれも除菌100%のようなアルコールが強いものでは拭かないように注意してくださいね。

以前まちがって使用してしまった際はかなりヒリヒリして、しばらく痛かったので。。。。涙

今はデリケートゾーン専用のウェットティッシュも販売されていますが、低刺激性の赤ちゃんのお尻拭き用などもおすすです。

 

カップ挿入時の問題点③:挿入するとき痛い

うまく挿入できなかったり、挿入するときに痛い・・・

これは最初に誰もが必ずぶち当たる壁です。

ぜひお伝えしたいことは、たとえ1回でうまくいかなくても根気強くトライ欲しいということです。

長く生きていると、いろいろなことが一発でできてしまうことって意外と少なくないですか?

 

カップの見た目は想像以上に大きいですよね。挿入するときに折りたたむということを知らなければ、「これが本当に入るのか?!」と心配になると思います。

折りたたむことを知ると、「なるほど、それなら」と、どうにか入りそうな感じになります。

 

そして挿入時のコツは

・身体の力は極力抜く。特に下半身は(心配する気持ちを抑えて)リラックスさせる。

・息は止めずにいつも通りにするか、深呼吸をする。

・指先は集中し、身体はリラックスしたままで挿入!

・挿入する向きは、膣の傾き(方向)に合わせて。おへその方向ではなくて尾骨の方向です。(タンポンを使用しない方は意外と向きがわからないようです)

・カップは水で濡らして滑りをよくする。

といった感じです。

 

意識は集中しつつ、身体は脱力というのはヨガやピラティスなどをされている人以外は慣れるまで難しいかもしれません。

カップの取り扱いに慣れてきたころでも、ふとした時に力んでしまうとうまく挿入できず痛みを伴うことがあります。

しかしそれ以外で痛みを感じたことはありません。

個人差もあると思いますが、女性は子供を産める(膣にそれだけの収縮性がある)身体の仕組みを持っているので、理論上無理なことはないでしょう。

もちろん無理は禁物ですが、不安感や緊張などの精神的なものの影響が大きいと感じています。

気がのらない時はお休みし、徐々に慣れていくのがよいと思います!

 

カップ挿入時の問題点④:漏れる

カップをつけていても漏れる・・・

いくらナプキンやタンポンに替わる新しい生理用品だとしても漏れることはあります。

カップビギナーで一番多い漏れの原因は、挿入時にカップのリム(縁)が完全に開いていないことです。

挿入時にはカップが完全に開いたかどうかを必ず確認してください。

まだ、リムは硬すぎると折りたたみにくいですが、やわらかすぎると挿入時にリムが開きにくいため、リムには程よい硬さと厚みが必要です。

生理カップを選ぶ際にはその点もチェックするとよいでしょう。

 

もうひとつの漏れる原因は、単純にカップの容量が経血でいっぱいになってしまうことです。

もちろんカップを取り出して空にするタイミングを早めることも解決方法ですが、もともと経血量が多い人の場合には、エヴァカップよりも若干容量があるスーパージェニー、またはこれら2製品のラージサイズの使用をご検討ください。

 

しかし漏れるといっても1日あたりの平均経血量から考えると、経血があふれ出て洋服まで汚れてしまうほど漏れてしまうことはなかなか考えにくいと思います。

もし1日の間に1度ないしは何度か漏れそうになる・漏れてしまったという方は「過多月経」かもしれません。

過多月経の原因には子宮系の病気も挙げられていますので、ぜひ婦人科など専門医を受診してください。

自身の経血量が多いのか少ないのかを調べる方法についてもご紹介しているので、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

まとめ

最近日本でも少しずつ認知度の高まりをみせる生理カップですが、使用中の疑問や問題点、悩みなどを気軽に共有できる環境はまだ整っていません。

そもそも非常にプライベートなことなので話しづらいですよね。

そこで今回は筆者が生理カップヘビーユーザー代表として、カップ使用初期に誰もが直面するだろうさまざまな疑問や問題点をあげて、解決策をご紹介してきました。

次回はカップの「取り外しの前後」に直面するであろう問題点について、同様に解決策をご紹介していきます。

前述しましたが、これはあくまでもひとつのアドバイスですので、必ずしもこうしなければいけないものではありません。

ぜひ”参考”にしてみてください!

生理カップを使用しはじめた当時の様子を記録した「生理日記」も随時公開中ですので、そちらもぜひご覧ください。

 

生理カップを使用しはじめたころ直面する問題点とその解決法をご紹介!取り出し時編」に続く。