環境問題をもっと身近に!地球もわたしも元気になるためのバトンを明日へ 神馬彩夏さん&鈴木彩子さん

なるべくゴミを出さない売り方で、横須賀で一番エコなマルシェ「エコルシェ」を運営する、地球もわたしも元気になる合同会社 代表の神馬彩夏さんと鈴木彩子さん。月経カップとの出会いは生理のときもゴミを出したくないという思いから。実際に使ってみると、エコ以外にもいいことだらけの月経カップに感動したそうです。

神馬さんと鈴木さんの愛用中の商品:エヴァカップ

 

ーー エコルシェ横須賀はどんな思いで立ち上げたのでしょうか?

神馬さん&鈴木さん:子どもが生まれてから、今まで以上に環境問題に目を向けるようになり、2050年には海のプラスチックごみの量が世界中の魚の重量を超えると予測されていることを知りました。「将来、地球はどうなってしまうのだろう」と不安な気持ちになり、「ゴミの出ないマルシェをやりたい!」と思い、エコなマルシェ、略して「エコルシェ」を立ち上げました。

エコなマルシェというと、環境に配慮したオーガニック商品を取り揃えるイメージがあるかもしれませんが、エコルシェはちょっと違います。エコルシェでは、販売するものはオーガニックでなくてもOKですが、出店者も購入者もなるべくゴミを出さないことを条件としています。

というのも、活動拠点である横須賀エリアは、湘南エリアと比べるとオーガニックやエコに対する意識がそこまで高くない印象があったんです。そこで、「できるだけゴミを出さない」というルールだけを作って、誰もが参加しやすいマルシェにしました。 エコルシェ横須賀の店内にいる代表の神馬さんと鈴木さんーー エコルシェでは、出店者や購入者がどうやってゴミを出さないようにしているのですか?

神馬さん&鈴木さん:例えば、焼き菓子屋さんの場合、販売するお菓子を個包装しないで、まとめて大きなタッパーなどに入れて持ち込みます。購入者は、マイバッグやマイ容器を持ってきて、必要な分だけを容器に入れてもらって購入します。ハンカチや新聞紙などに包んで持ち帰る方もいます。

エコルシェ横須賀の出店の様子出店者さんにとっても、購入者さんにとっても、このような体験をきっかけに、今まであまり考えることのなかった環境問題に関心を持ったり、意外にも多くの無駄なゴミを出していることに気づいたりと、新しい発見につながっているようです。

マイ容器を持っていくお買い物スタイルに慣れてくると、買いたいものに合わせた容器を持っていくことに楽しみを感じたり、ゴミが出ない気持ちよさを味わえたり......最初はちょっとハードルを感じることも、思い切って試してみたらそのほうが快適だと気がつくんです。月経カップにも似ているかもしれませんね(笑)。 エコルシェ横須賀で買い物する人たちーー お二人が月経カップを使い始めたきっかけを教えてください。

鈴木さん:3人の子どもの妊娠・出産のあと、Instagramでフォローしていた月経カップの啓発活動をされている「My Cup Life」のNamiさんと、たまたま同じセミナーに登壇したことがあったんです。Namiさんと共通の友達がいたり、インテグロの月経カップアンバサダーをされていたりなど、ご縁が重なってエヴァカップにたどり着きました。

神馬さん:2020年くらいからInstagramなどで環境問題に注目するようになり、そこで月経カップの存在を知りました。生理を快適にしたいという気持ちからデビューする方が多いようですが、私はまず環境にいいものを使いたいという理由で興味を持ちました。気になることはしっかり調べるタイプなので、月経カップをいろいろ比較した結果、医療用シリコーン100%という安全性に惹かれて、エヴァカップに決めました。 

月経カップ エヴァカップ EvaCupーー 月経カップを実際に使ってみてどうでしたか?

鈴木さん:私はタンポンも使ったことがあったので挿入への不安はありませんでした。「早くカップを使ってみたい!」とワクワクしながら使ってみたところ、本当に快適でおどろきました。カップに出会う前は、ゴミが出ない方法として布ナプキンも試したのですが、やはり漏れる心配がありました。でも、カップなら漏れの不安もないし、トイレに頻繁に行かなくていいし、これは最高!と思いました。

カップを使い始めてすぐに、1歳と5歳の2人の子どもとの日帰り旅行の日に生理がかぶったことがあったんです。以前なら、1歳の子のおむつ替え、5歳の子のトイレに振り回されながら自分の生理ケアとなると大変なことになっていたのですが、月経カップのおかげで生理のことは考えずに済み、無事に乗り切ることができました。あらためてカップの素晴らしさを実感した1日でした。

神馬さん:最初は、奥に入れすぎて漏れてしまったり、浅くしすぎて違和感があったり、試行錯誤でしたが、事前にブログやYouTubeを見て、月経カップと仲良くなるまでに3ヶ月くらいかかることを知っていたので前向きにトライできました。

実際、私も生理3サイクルくらいで自分のベストポジションを見つけて、そこからは、ムレ、ズレ、モレなどをまったく意識しなくなり、世界がガラリと変わりました。快適すぎて、以前はどうやって生理を過ごしていたかすっかり忘れてしまいました。ときどき、外出先のトイレで生理用のゴミ箱を見ると、懐かしい気持ちになります(笑)。

 

ーー 月経カップを使ってみたいと思っている人たちへメッセージがあればお願いします。

神馬さん:使い捨ての生理用品が毎日膨大な量のゴミとなって出されていて、そのゴミを燃やすために大量のエネルギーが使われています。私たち女性の何割かが月経カップを使用するだけで、環境への負担をどれだけ減らすことができるだろうかと想像します。月経カップが気になっている方は一歩踏み出して、ぜひ仲間になりましょう!

神馬さんのnote「月経カップの快適さは想像を遥かに超えてきた

鈴木さん:環境のためだけに無理をする必要はないと思っていますが、月経カップはより快適なうえ、長い目で見れば経済的にも節約できるところもメリット。挿入や取り出しに抵抗がない方には全力でおすすめしたいです!

鈴木さんのブログ「便利でラク!月経カップを使ってみた

エコルシェ横須賀で販売している月経カップ エヴァカップ↑ エコルシェでも月経カップ「エヴァカップ」を販売しています。

 

ーー 今後の夢や目標について教えてください。

神馬さん&鈴木さん:これまで神奈川県内を中心に20回以上エコルシェを開催し、環境問題やサステナビリティへの関心や意識の高まりを感じながら、同時に「自分には関係ない」と思っている方も多くいることを実感してきました。今後は、より多くの人へゴミ問題や環境問題に触れるきっかけを提供し、同じ思いを持つ仲間たちを増やしていきたいです!

まずは、新しいプロジェクトとして、7月からキッチンカーを利用して、従来規格外などの理由で廃棄・処分されていた野菜や果物を使用したフレッシュジュースの販売を開始します。また、エコルシェの企画・運営のノウハウを身につけた、「エコルシェバディ」を育成し、エコルシェを全国に広げていきたいと思っています。

 

地球もわたしも元気になる合同会社
代表社員 神馬彩夏さん、鈴木彩子さん

横須賀市内外で年間約20件「ごみゼロマルシェ」エコルシェの企画運営を実施するほか、横須賀市日の出町のガソリンスタンド内に常設店舗としてゼロウェイストショップ「エコルシェ5302」を設立・運営。地球環境と私たちの健康、未来を守る消費活動を提言しています。

鈴木さんのブログ「babysteps-小さな一歩を踏み出し続けよう-

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