小さい子持ちママに、月経カップをおすすめしたい理由5つ
2018.08.24子どもが小さい今こそ、紙ナプキンを断捨離するチャンス。子育て中の生理期間を月経カップでスマートに過ごそう。
月経カップ愛用者の筆者は、使用歴約1年。
快適に使えており、この先もずっと愛用する予定です。
筆者は2児の母で、2人目の出産後、1年足らずで、月経カップデビューしました。
月経カップを使うようになってからは、紙ナプキンをまったく使わなくなりました。
その生活がびっくりするくらい快適なもので、「小さい子がいるママさんこそ、月経カップを使ってみたとき、感じるメリットが大きいのでは?」と思っております。
この記事では、自分の体験談から、小さい子持ちママさんに、月経カップをおすすめしたい5つの理由を説明します。
まだ子どもはいないけど、将来子どもを持つ生活を考えている方にも参考になればと思います。
関連記事:生理が来るのが楽しみに!月経カップの特徴、サイズ、使いやすさを比較してみた使用レポ
1.ナプキン関連の問題が全部なくなる
ナプキンの在庫問題
紙ナプキンを使っている頃、私は3種類の紙ナプキンを購入していました。
■レギュラーサイズ
■夜用
■おりものシート
生理の通常の量の日は、レギュラー。
でも、レギュラーだけでは、多い日の夜は心もとないので、夜用も。
そして、レギュラーサイズを使うほどではない、生理開始直後は、終了間際にはおりものシートで。
3つはそれぞれ別の用途なので、3つすべて必要でした。
どれがどれくらい残っているのか、この3つの在庫の残数把握が、とにかく面倒くさかったです。
月経カップにしてからは、ひとつの月経カップで、生理期間を乗り切ることができています。
買い物と、置き場所問題
買い出しするにも、紙ナプキンは、軽くても大きさがあるので、かさばって荷物になります。子連れの買い出しに、大きな荷物は、扱いにくいものですよね。
もちろん、ネットで購入することもできますが、紙ナプキンは単価としては高いので、単品で注文すると、送料がかかったりすることも。
「今すぐ必要!」なときにはちょっと困ってしまいます。
さらに、ナプキンを購入して家に持って帰ってきたら、トイレあるいはトイレ付近に、置き場所となるスペースを確保する必要があります。
筆者の家では、ナプキンを使っていた頃は、トイレの収納だけでは足りずに、クローゼットに入れていたこともありました。
紙ナプキンを置かなくなったら、トイレはすっきり。
そうでなくてもトイレには、トイレットペーパーやら、掃除グッズを置く必要があるので、約20cm四方のカラフルなナプキンのパッケージが複数、我が家からなくなったのは、すごく解放感がありました!
今は、我が家のトイレには、私の生理グッズはありません。
ナプキンのかぶれ、かゆみ問題
紙ナプキンをやめると同時に、かぶれ、かゆみ問題もなくなりました。
紙ナプキンを使っていた頃は、特に暑い時期はかゆみがありました。
かゆいとなると、何かクリームを塗ったほうがいいか、塗るとしたらどんなクリームか、病院で見てもらったほうがいいか、などと、かゆみ問題を解決するために、考えたり調べたりすることがたくさん…と思っていました。
ところが、紙ナプキンをやめたら、肌がすっきり、まったくかぶれも、かゆみもなし。
もちろん、クリームや薬も不要ですし、クリームを塗ることになっていたとしたら必要となっていただろう塗る習慣、塗る時間もいりません。
子育て中はなかなか自分の通院に時間はかけにくいもの。かゆみのトラブルで病院に行かなくて済んだのは助かりました。
ナプキンのゴミ問題
ナプキンがないということは、当然、トイレにナプキンを捨てるためのゴミ箱が要りません。
ゴミ箱がないので、ゴミ箱を設置したり、空にしたり、中にゴミが入っているかを確認したりする手間もなし。
小さいことですが、家事の時短につながりますよね。
ただでさえ、小さい子がいると、トイレには、補助便座などのトイレトレーニンググッズが必要なもの。
ナプキンのゴミ箱がないことで、トイレを少し省スペースにすることができます。
2.子どもと一緒にトイレに入れる
後追い期の子どもは、ママが行くところには、ところかまわずどんどんついてきて、トイレにも入ってくるもの。
そして、そのときちょうど生理だと焦りますね!
じっと見られていると、ナプキンの交換もなかなかしたいときには出来ないという、「ナプキンを換えるタイミング問題」が発生します。
その点、月経カップなら、12時間装着したままでOKなので、子どもがお昼寝しているタイミングなどに、カップを空にすることが出来ます。
子どもの目に触れないときを見計らって、ささっと。
後追いしてくる子どもがいると、なかなか一人でゆっくりトイレに行くこともできないけど、12時間に1回なら、なんとか一人でささっとトイレに行く時間も取れるかな…?
3.いつでもお風呂に入れる
子どもって、外遊びでは砂まみれになり、室内では絵の具まみれになり…!
食事で汚れ、遊びで汚れ。
いつでもどこでも汚れてくるので、いつお風呂に入る必要が出てくるか読めません。
子どもだけお風呂に入れられる年齢ならよいですが、乳幼児だと、自分も裸になって一緒にお風呂に入ってしまったほうが安全だし、楽なときが多々あります。
入浴前は、ナプキンだと、お風呂に入るまえに紙ナプキンを処理する必要がありますが、月経カップなら、そのままお風呂に入れます。
さらに、体を洗っているときやシャワーの最中も、月経カップをつけていれば、経血が漏れ出ることがありません。
お風呂上がりに、バスタオルに経血が付着することもなければ、お風呂から出てナプキンを用意する必要もなし。
月経カップのおかげで、こちらもいつでもお風呂OKの状態になりました。
もちろん、子どもと一緒にプールにだって入れます。
4.長時間OK、思い切り動ける
日常的に、抱っこにおんぶ。自転車に乗るときは、子どもの上げ下ろしという全身運動もついてきます。
さらには、勝手に走り出す子どもを追いかけて走ったり、児童館で、子どもと一緒に踊ったりも…(笑)
こんなふうに、子どもがいると、アクティブに動く機会も多いもの。
月経カップなら、漏れたかも!ずれたかも!そんな心配がありません。
さっとトイレに行きたい、そんなささやかな願いさえ叶いにくい日々。
そんな日々のなかで、漏れない、ずれない、長時間つけっぱなしで大丈夫、を実現してくれる月経カップが、親友のように頼りがいのあるものに感じられます(笑)
子どもは、「ごめん、ママちょっと無理。」が通じない相手。
通じるようになったとしても、「なんで?」が飛び出してきて、「無理」と言っているのに強引に手をつかまれて誘われることも、しばしば(涙)
乳幼児との生活で、動けるママであることをサポートしてくれるアイテムが、月経カップなのです。
5.荷物が少なくて済む
子どもがいると、荷物が多いので、自分のための荷物は、少しでも減らせるならそれがいい。
紙ナプキン1つなんて、小さいものだけれど、子どもの荷物をいろいろ持っていると、重くてかさばるだけでなく、どこに何が入っているかを把握するのも一苦労。
たったひとつのナプキンですら、ないほうがありがたいと感じるものです。
月経カップなら12時間入れたままにできるので、
泊まりでない限り、生理関係の荷物は不要です。
まとめ
小さい子持ちママに月経カップをおすすめしたい理由は、
1.ナプキン関連の問題が全部なくなる
2.子どもと一緒にトイレに入れる
3.いつでもお風呂に入れる
4.長時間OK、思い切り動ける
5.荷物が少なくて済む
の5つです。
月経カップなら、「時間も、場所も、習慣もすっきり」して、子ども中心になりがちな日々をサポートしてくれます。
子育て中の、生理のわずらわしさを解消するアイテムとしての月経カップ、子育て中だからこそチャレンジする価値があるのではないでしょうか。
これは自分のことですが、大人になるとなかなか、学生時代のようには、新しく技術を身につける機会がなくなってしまいました。
なかなか、「今年は**にチャレンジしてみた、**ができるようになった」、といえる経験も少なくなってくるのですが、
「月経カップへのチャレンジ」は、新しい自分になる、いいチャンスかもしれません!
月経カップは、今後の家族時間を充実させてくれるアイテムでもありますので、思い切って月経カップに挑戦されてみるのはいかがでしょうか。
いつも子育てにがんばってるママさん、お疲れ様です!
月経カップを導入した後も、生理期間は楽になっても子育ての大変さは続きますが(泣き笑い…^^;)、24時間戦いすぎないように、自分をいたわってくださいね。