いままでもこれからもずっと「地球と仲良く」。旅をするようにシンプルに自由に暮らす NAMIさん

スキューバダイビングのインストラクターとして働いていたときに海洋ゴミを目の当たりにした経験から、神奈川県鎌倉でプラスチックフリーな暮らしを実践する月経カップ歴8年のNAMIさん。最初の月経カップは、当時のパートナーからのプレゼントだったそうです。

愛用中のアイテム:エヴァカップ

 

ーー NAMIさんがプラスチックフリーな生活を始めようと思ったきっかけは何ですか?

私は、アパレル会社で6年間勤務したあと、海外に渡ってスキューバダイビングのインストラクター資格を取得したんです。その後、海のある国々を約9年間旅をしながら、インストラクターとして働いていました。そこで常に直面していたのが海洋ごみ*の問題でした。

青い海の中でスキューバダイビングするNAMIさん

インドネシアでは、ナプキンやタンポンのゴミがビーチに落ちていることが日常茶飯事ですし、モルディブの美しい海でも、つり糸にからまって死んでいる亀や、プラスチックの袋を食べようとしている魚たちをいつも見てきました。

そういう光景を目の当たりにしていると、ごみを出すことが嫌になってくるんですよね。できる限りプラスチックフリーな生活を心がけたいと強く思うようになりました。月経カップもそのひとつです。

*海洋ごみ:海岸に打ち上げられる「漂着ゴミ」、海面や海中に漂う「漂流ごみ」、海底に積もった「海底ごみ」の総称を指す。ごみと言ってもさまざまあるが、そのなかでもっとも多いのが、食品の容器や包装袋、釣り糸などの、使い捨てプラスチックごみである。世界では毎年800万トンものプラごみが海に流れ出ているといわれており、これらは海洋を汚染するだけでなく、生態系にも悪影響を及ぼしている。参照:The New Plastics Economy Rethinking the future of plastics 

 

ーー 最初に月経カップを使いはじめたきっかけを教えてください。

月経カップの存在を知ったのは2012年、バリでダイビングのインストラクターになるためのトレーニングを受けているときでした。アメリカ人のダイバー友だちがカップを使っていて、「すごくいいよ!こんないいものをなんでみんな使わないのだろう」と言っていたんです。でも当時の私は、月経カップなんて聞いたこともなかったので、「へぇ、そんなものがあるのかぁ」くらいの印象で、使うまで至りませんでした。

スキューバダイビングで見た魚私が使い始めたのはその3年後の2015年、モルディブでインストラクターをしていたときです。住んでいた小さな島のショップには、ナプキンとタンポンが1種類ずつしか売っていなくて、いつも街に出たときにタンポンをまとめ買いしていたんです。また、仕事中は船に長時間乗ることも多く、なかにはトイレがついていない船もあるため、タンポンを取り替えることができないのが大きな悩みでした。

そんなとき、当時お付き合いしていたドイツ人のパートナーに「月経カップを使ってみたいな」と話したところ、彼が帰省した際にカップを購入してきてくれて、プレゼントしてくれたんです!

 

ーー パートナーから月経カップをプレゼントされるなんてうれしいですね。実際に使ってみてどうでしたか?

当時はスマートフォンも持っていなくて、SNSもほぼやってなかったので、今のようにカップの使い方やお手入れ方法などを簡単に調べる方法がありませんでした。あまり細かいことを気にしない性格なので、説明書もほとんど読まずに勢いで「えいや!」という感じでトライしました(笑)。

出し入れについては最初から全く問題なくできましたが、正しく装着できていなかったのか、はじめは漏れることもありました。それでも、海が汚れる原因となるゴミを出さなくていい気持ちよさと、船に長時間乗っていても快適に過ごせることがとてもうれしくて、多少の漏れは気になりませんでした。もちろん、自分なりに試行錯誤しながら使っているうちに、漏れることもなくなりました。

NAMIさんが愛用する月経カップ「エヴァカップ」

 ーー エヴァカップには、いつ出会ったのでしょうか。

帰国後、全くゴミを出さず、環境にも女性の体にも経済的にもやさしい月経カップを、日本の女性たちに広める活動「My Cup Life」を始めました。私がみなさんにお勧めする月経カップとして、日本で販売されている月経カップのなかで、使いやすくて品質のよいものを探していたときに、エヴァカップに出会いました。

実際にインテグロの方々とお会いしたときに、インテグロさんのミッションと私のやりたいことが合致したので、ぜひ一緒にお仕事をしていきたいと思ったんです。

その後、茅ヶ崎、横須賀、鎌倉などの湘南エリアを中心に、ゼロウェイストマーケットに出店したり、ワークショップを開催したりしました。やはり海の近くに住んでいる方々は、環境問題に対する意識が高く、私が紹介した多くの方々が月経カップを使い始めています。

ーー これから月経カップを使ってみようかなと思っている方へメッセージをお願いします。

私は月経カップを使い始めてから、「今日は生理だから…」とやりたいことを我慢をすることがなくなり自由になれました。大好きなサーフィンも生理中でも迷わず行けるのが最高です。また、環境にも自分の身体にもやさしいことをしようと考えるようになりました。自分にやさしくすることって、結局地球にもやさしいことだと思うんです。

たかが生理用品と思うかもしれませんが、カップは確実に私の人生を変えたと思います。もし今、生理でやりたいことをあきらめたり、我慢したりしている方がいたら、ぜひトライしてみて欲しいです。 

サーフィンを楽しみながら暮らすNAMIさん

ーー 今後の夢や目標について教えてください。

いままでもこれからもずっと「地球と仲良く」という気持ちは変わらないので、旅をしているときと同じようなシンプルライフを続けていきたいです。海沿いの町で、趣味のサーフィンを楽しみながら、自分らしく自由に暮らしていけたら幸せだと思います。

最近、「サウンドヒーリング」という新しい活動を始めました。私がこれまで17年間練習してきたヨガの一つに「ナダヨガ」という音のヨガがあり、そこで使用する金属でできた音のでる仏具「シンギングボウル」を使いながら、音の振動を体で感じ、チャクラのバランスを整えるヒーリング法です。この新しいチャレンジにワクワクしています。

サウンドヒーリングをするNAMIさん

プロフィール
NAMIさん

世界一周旅行のために6年間勤務したアパレル会社を退社後オーストラリアに渡り、スキューバダイビングの世界に魅せられインストラクター資格を取得。海がある国でインストラクターとして働きながら約9年間旅を続ける。旅した国は約50カ国。インドではヨガや瞑想のアシュラムで約1年程修行し2017年にRYT200を取得。サーフィンとスペイン語の修行のために1年半中南米に滞在。帰国後は神奈川県鎌倉の海沿いの町でサーフィンを楽しみながらシンプルライフを送っている。サウンドヒーリング Anahata nada singing bowl / Nami

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