【月経カップ体験談】日本人初、日本の大学からアメリカのプロソフトボール選手に挑戦する 本庄遥さん
2020.03.06フリーソフトボール選手 本庄遥(ほんじょうはるか)さん
小学2年生からソフトボールをはじめて、高校で全国制覇を経験。立命館大学にてエースとして活躍するも、大学2年のときに肩を負傷して、実業団への道が閉ざされる。その後、オーストラリアにソフトボール留学し、クイーンズランド州のU23の代表に抜擢され、身長も国籍も関係ないオーストラリアの環境に感銘を受ける。現在、ソフトボール世界No.1のアメリカでプロ選手としてプレイすることを目指している。
2019年8月に「本庄遥ファンクラブ」を設立。ソフトボールができる環境は日本国内だけではないことを広めるため、海外のソフトボール事情、ピッチングノウハウ、「フリーアスリート」という新しい生き方について発信している。
愛用している生理用品:エヴァカップ、スーパージェニー、エヴァウェア
Her Lifestyle
現在取り組んでいる競技内容と、その競技の魅力を教えてください。
小学校2年生からソフトボールを18年間やっています。ポジションはピッチャーで、サウスポーです。
ソフトボールの魅力は、なんといってもスピード感です。
塁と塁の距離が野球の3分の2くらいの長さしかないので、野球の内野が外野の前進守備くらいの距離になるんですよ。
ピッチャーは腕を大きく一回転させて、下から投げる独特のフォームでボールを投げます。バッターの手元で浮き上がる変化球の「ライズボール」がよく注目されるのですが、本当の見どころは「チェンジアップ」です。私の強みでもあります。
チェンジアップは、タイミングを崩しながらボールを投げることで、バッターの打つタイミングを狂わせるという変化球なのですが、ここぞというときにバッターをうまく引っ掛けて、空振りを取ることができると、とても気持ちいいんです!
パフォーマンスを維持するため、日ごろから特に心がけていることは何ですか?
心身ともに最高の状態でいることです。週1回パーソナルトレーニングで自分に合ったトレーニングを行うとともに、メンタルコーチのサポートも受けていて、投球フォームなどのイメージを作り上げるトレーニングもしています。
私は、日本ではまだ珍しい、どこにも所属しないフリーのソフトボール選手です。自らスポンサーになっていただける企業を探して契約したり、大変な面もありますが、フリーで活動することによって新しい出会いが増え、今のトレーナーやメンタルコーチとも出会うことができました。このような経験から、フリーソフトボール選手として、日ごろから人との出会いを大切にすることを心がけています。
Her Period
トレーニングや試合、遠征のときに感じている生理の困りごとについて教えてください。
男性の監督やトレーナーに、生理の話をしづらいことですね。
でも今は、サポートしてくれているトレーナーやコーチに、なるべくこちらからオープンにするように心がけ、生理のときにも必要なことはちゃんと伝えるようにしています。
月経カップや吸収型サニタリーショーツを使ってみていかがでしたか?
実は、月経カップを使いはじめた当初は、挿入することに少し恐怖心がありました。でも、一旦使い慣れると「なんで今まで誰も教えてくれなかったのだろう?」と思ってしまうほど、トレーニングや試合のときだけでなく普段も、とても快適に過ごせるようになりました。
吸収型サニタリーショーツ「エヴァウェア」をはじめて試したときは、このショーツを履くだけで、いつもと同じように過ごすことができたので、月経カップを使用したとき以上に感動しました!
おかげさまで、生理期間中もよいコンディションで過ごすことができています。
商品のおすすめポイントや、自分流の活用方法を教えてください。
ナプキンを使用していたころは、蒸れたり漏れたりして、「周りにくさいと思われていたらどうしよう…」と、いつも不安を感じていたのですが、月経カップやエヴァウェアを使用してから、生理中のいやなニオイが気にならなくなりました!生活の質が一気に上がり最高です。
私は、生理がはじまりそうなときにエヴァウェアのみで過ごし、生理がはじまったら月経カップをつけます。そして、経血量が減る終わりかけのころに、またエヴァウェアのみで過ごすという使い方をしています。ナプキンのようにずれたり漏れたりを気にすることなく思い切り動けるので、アスリートだけでなくスポーツをする人には本当におすすめだと思います。
Her Message
生理について読者に伝えたいメッセージをお願いします。
エヴァカップ 、スーパージェニー、エヴァウェアを使い始めてから、生理に対してポジティブに向き合うようになりました!そのおかげでピルを飲み始めてみたり、
Her Dream
今後の夢や目標を教えてください。
オーストラリアでのソフトボール留学で、自分のピッチングがオーストラリアで通用したことが自信となり、現在の夢は、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロの選手としてプレイすることです!チームに直接交渉して入団テストを受けるために、今年3月からアメリカに行きます。プレイさせてもらえるチームが決まるまで、すべてのチームを周る予定です。
今、日本のソフトボール界は、大学卒業後は「実業団に行く」という王道の道しかありません。決して簡単なことではありませんが、実業団だけでなく、海外でもソフトボールを続けられる環境があるということを、みなさんに証明したいと思っています。
「ソフトボール選手といえば本庄遥!」と、一人でも多くの方に言っていただけるように、がんばります!