大人と子どもが一緒に学ぶ性教育。「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」にどう答える?

「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」

子どもの無邪気な問いに、大人はたびたび返答につまるもの。なかでもこの質問は、もっとも大人をドキッとさせる質問といっても過言ではなさそうです。

いったい、どう答えるのが正解なのでしょうか?

スマホやタブレットなどを使い、子どもが簡単に、過激な性の情報にアクセスできてしまう今日。

インターネットやSNSの普及により、大人にとっては、子どもが何をどこまで知っているのか、そして何に悩んでいるのか、わかりづらくなっていると思います。

この記事では、家庭での性教育をどう進めたらいいか悩んでいる大人の助けになりそうな本を4冊ピックアップして紹介します。

冒頭の問いに対する答えはもちろん、これからの時代を生きるうえでの性に関する課題をじっくり考えてみてください。

筆者が感じる、性教育に関する知識のアップデート

筆者は、40代で2児の母。

今の子どもたちが接する情報の量と質が、自分が育ったころの状況とあまりにも違うために戸惑いを覚えています。

他方、子どもたちの成長は早いもの。手をこまねいているうちに、子どもたちはどんどん自分の世界を築き上げ、親の出る幕がなくなってしまいそうです。

そうならないうちに、「何かできることをしておきたい!」という気持ちが強くなっています。

しかし、自分が受けた性教育といえば、小学校4〜5年生ごろ、体育館に女子だけが集められて、生理について教えられ、試供品の紙ナプキンが渡されたことを思い出します。

子ども心にも、なんだか味気なく、投げやりで、形ばかりのものに感じられました。

「自分が教えられたものを、子どもにも伝えたい」とはとても思えませんし、自分自身の性教育の知識をアップデートする必要を感じています。

では、いったいどうしたらいいのでしょうか?

幸いなことに、近年は、性教育をテーマにした良質の本がいくつも出版されています。

いくつか手に取り読んでみたところ、最新の知識や社会の動向を反映しており、「私もこういう性教育を受けたかった」と思いました。

これらの本をきっかけに、性教育らしきものを初めて受けたときに抱いた不安な感じ、不十分な感じが、40代になってようやく払拭できた気持ちになりました。

 

大人と子どもが一緒に学べる!性教育におすすめの本4選

実際に筆者が手に取り、大人と子どもが一緒に学べる性教育の本としておすすめできる本を今回は4冊ピックアップしました。

今まさに、家庭での性教育をどう進めたらいいか悩んでいる親御さんだけでなく、子どもたちから質問攻撃を受けやすい幼稚園・保育園の先生たち、これから実際に性教育の授業をおこなう小中学校の先生たちにとっても、非常に参考になると思います。

  • 『3〜9歳ではじめるアクロストン式 「赤ちゃんってどうやってできるの?」いま、子どもに伝えたい性のQ&A』
    アクロストン著/主婦の友社 (2020年)
  • 『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!』

    アクロストン著(製作協力:にじいろ)/主婦の友社 (2020年)

  • 『産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話』

    宋美玄著/小学館(2020年)

  • 『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』

    のじまなみ著/辰巳出版(2018年)

 

『3~9歳ではじめるアクロストン式 「赤ちゃんってどうやってできるの?」いま、子どもに伝えたい性のQ&A』

3~9歳ではじめるアクロストン式 「赤ちゃんってどうやってできるの?」いま、子どもに伝えたい性のQ&A

 

アクロストン著/主婦の友社 (2020)

 

著者のアクロストンさんは、医師のご夫婦。

本業の傍ら、性教育を広げる活動を行っています。

インテグロでも、2020年2月に、アクロストンさんとコラボし、大人向けの性教育ワークショップを行いました。

そのときの様子がこちらです。

内容は大人向けではありましたが、親子で参加される方がほとんどで、男の子も女の子も、お父さんお母さんと一緒に、工作を楽しみながら性について学びました。

この本には、「性器いじりはやめさせるべき?(p.90)」「異性の親とのお風呂っていつまで入っていい?(p.100)」など、大人も子どもも知りたくなるような問いと、それに対する簡潔な答えが詰まっています。

タイトルには3〜9歳とありますが、読者はこの年齢の子どもを持つ親であるかどうかにかかわらず、誰が読んでも学びがあるはず。

また、小学校高学年以上の子どもなら、自分で手に取り、読むこともできそうです。

実際に「性」の特徴が自分の体にあらわれる時期や、自分が性教育を受けた時期を考えると、3〜9歳という年齢は、少し早いように感じられる方もいるかもしれません。

しかしアクロストンさんは、幼稚園から小学校中学年くらいまでの年齢での性教育の開始について、以下のように説明しています。

1:「小さい子どもたちにとって性の話とそのほかの話の区別はありません。そのような時期からおうちで性の話を始めるのが、じつは大人にとってもいちばんラクチンなんです(p.11)」

2:「小さいころから性の話を家庭で当たり前のように聞き、そして、性の話に限らず、どんな話でも途中でさえぎらずに聞いてもらえていた、という積み重ねがあると、思春期以降も困ったことは性の話であっても、家庭で相談がしやすくなります。(p.149)」

この本を読んでいると、性教育を堂々と楽しくやろう、人生の豊かさのために!というアクロストンさんの考えが、本書のどのページからも伝わってきます。

また、「おしゃれな本にしたい!!リビングに飾れる本にしたい!!カフェで広げられる本にしたい!!」というアクロストンさんの思いが反映され、いつでもポップで、明るい気持ちで読める、デザイン性の高い一冊になっています。

 

『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!』

思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!

 

アクロストン著(製作協力:にじいろ)/主婦の友社 (2020)

 

同じくアクロストンさんの著書です。

先述の本が幼児〜小学校中学年の子を持つ親が対象だとしたら、もう少し上の年齢、小学校高学年~中高生くらいの子を持つ親が知っておくとよい情報が満載なのがこちら。

セックス、未成年の妊娠、ジェンダーの多様性などのテーマにも、多くのページを割いているのが印象的でした。

「包茎」「おりもの」など、気になるからだの特徴についてどう考えたらいいか、そしてHPVワクチンや低用量ピルやコンドーム、デートDVや同性婚などの比較的新しいワードについても、子どもと大人が一緒に意味を理解し、学び、向き合い方を考えることができるようになっています。

本書の最後にあるのは、「セックス準備シート」「コンドームの使い方チェックシート」。

セックスを不自然に遠ざけるのではなく、子どもの現実にあるものとして位置づけているのが、本書の大きな特徴となっています。

この「セックス準備シート」には、「いつ?」「どこで?」「さわっていいところ」「避妊に失敗したら」などの項目があり、セックスについて事前に考えることができるようになっています。

私のように、「セックス」という具体的な用語を回避した性教育を受けてきた層にとっては、正直ドキッ!とするものでもあります。

この点についてアクロストンさんは、以下のように述べています。

「このようなシートを渡すと、セックスするのが早まってしまうかもと心配になるかたもいるかもしれません。しかし、子どもが正しい知識を持つことで、セックスの初体験は遅くなることがオランダや北欧の調査でわかってきています(p.81)」

アクロストンさんの性教育ワークショップに参加すると、親にも発見があること、親と子が対等に学べること、親子の関係性の強化につながることなどに気づきます。

本書も、子どものために知っておくべきことでありつつ、大人自身の学び、そして新たな価値観の形成にもなるのではないかなと思える一冊でした。

 

『産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話』

産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話

 

宋美玄著/小学館(2020)

 

産婦人科医の宋美玄先生は、メディアにも多数出演されているので、ご存知の方も多いと思います。

なんと宋先生は、日本で月経カップが知られるようになる以前に月経カップにトライされた、いわば日本の月経カップユーザーのパイオニア的存在なのです。

インテグロでも以前、月経カップの安全性の高さや、月経カップユーザーが気になる質問についてインタビューさせていただいたことがありあます。

そのときの記事がこちら。

月経カップは本当に安全なの? 産婦人科医・宋美玄先生に聞く、月経カップの「気になる」を、一問一答。

過多月経かも、と疑ったら、まずは月経カップを試してほしい理由。産婦人科医・宋美玄先生に聞く、過多月経への対処の仕方

そんな宋先生も2人の子どもを育てるお母さん。本書は、先生がご自分の娘さんに伝えたい、正しい性知識をまとめた一冊となっています。

筆者はこれまで、性教育に関して、「親はあくまでも補助的な立場で、本質的なところは学校でやってくれたら…」と期待を込めて思ってしまっていました。

しかし、「文部科学省が定める学習指導要領では、性教育に関して、月経や妊娠の仕組み、男女の体の違いについては教えても、肝心な「妊娠するための行為=セックス」については、教えてはいけないことになっている(p.2)」、「小中学校の性教育の授業では学習指導要領によって「性交」や「避妊」という言葉は使わない取り決め(p.11)」がされているのが現状であると、本書は警鐘を鳴らしています。

そして宋先生は「出産や性に関する知識は、子どもたちがこれからよりよい人生を送る上で必要なライフスキル(p.9)」と位置づけ、「万が一、将来子どもが「望まない妊娠をした」とか「性犯罪にあった」とか困った状況になったとき、一番近くにいる親に頼ってもらえる知識と関係性がないのはどちらにとっても不幸(p.9)」であると考え、これがベースとなって本書全体を貫いています。

これによって、”親子関係を構成するひとつとして、性教育があるのだ”、との認識を持つことができました。

本書の大部分はマンガになっており、ママ友やその子どもたちのとの会話や出来事でストーリーが進んでいきます。

マンガのなかで宋先生が関西弁でテンポよく登場し、身近にありそうなテーマについて、軽快に解決策を導き出していくのも痛快です。

現役の医師である宋先生ご本人からの「とにかく婦人科の受診のハードルを低くしたほうが将来的にも安心。重とくな場合だけでなく、「生理が始まったんで来ました♡」くらいの感じで来てくれたらええねん(p.34)」のメッセージにはほっとします。

ピルの飲み忘れが、飲み忘れた日数1日、2日、3日…と分けて説明されているなど(p.70)、産婦人科医ならではの実践的な知識が満載の一冊です。

 

『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』

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のじまなみ著/辰巳出版(2018年)

 

ショッキングなタイトルで目を引く一冊です。筆者も、このタイトルがどうしても気になり、思わず手に取ってしまいました。

著者ののじまなみさんは、「とにかく明るい性教育【パンツの会】」協会代表理事として、家庭でできる性教育の普及に努めています。

のじまさんは、性教育の3大メリットを、

  1. 自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる
  2. 性犯罪の被害者・加害者にならない
  3. 低年齢の性体験、妊娠・中絶のリスクを回避できる

と位置づけています。(p.19)

性教育を卑猥なもの、タブーなものとしないためにも、のじまさんがオススメするのは、子どもからの急な質問が飛んできたときに、「いい質問だね!」といっていったん受け止めること(p.64)といいます。

この対応は、「ドキッとした表情を隠せる」「子ども達に受け入れてもらったと感じてもらう」「なんでそう思ったか、そこにフォーカスできる」というメリットがあるそう。

小さな子どもと暮らしていると、質問攻撃に参ってしまうことが多々あるので、この「いい質問だね!」という対応の仕方を教えてもらえたのはとても良かったです。

性教育に限らず、いろんな場面で使えそうですよね。

このほかに、のじまさんが幼児の子どもでもできることとしておすすめしているのが、「パンツ洗い(p.112)」。子ども自身に、自分のパンツを洗わせる習慣です。

この習慣がついていれば、女の子は生理で、男の子は夢精でパンツを汚すことがあったとき、隠そうとして焦ったり、落ち込んだりせず、親も、変な気遣いをしなくてよくなるとのこと。

体の変化を受け入れるとともに、自立を意識するようになる最強ルールなんだそうです。

この「パンツ洗いルール」、さっそく我が家でも実践してみたくなりました。

 

「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」の問いへの答え方

さて、ここで紹介した4冊の本は、冒頭の「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」の問いに対して、どのような答え方をオススメしているのでしょうか。

それぞれの本が対象とする子どもの年齢や立場によって、答え方やアドバイスが少しずつ違います。

性教育には唯一絶対の正解があるわけではなく、子どもの年齢や、質問を切り出されたタイミング、家庭の環境などで、いくつか選択肢がありえる、ということがわかります。

 

アクロストンさんのアドバイス

4冊のなかで対象年齢のもっとも低い、アクロストンさんの『3〜9歳ではじめるアクロストン式…』では、「赤ちゃんはどうやってできるの?(p.23)」という問いへの回答例を、くわしさ別で3段階に分けています。

まずはこう伝えよう、という例として紹介されているのは、「女の人のからだの中にある赤ちゃんのもとと、男の人のからだの中にある赤ちゃんのもとがくっつくと赤ちゃんになるんだよ」というもの。

そして、『思春期の性と恋愛…』になると、そもそもこの質問はぐっと現実的になります。

15歳の男の子、女の子は「外出しでも妊娠することがあるのはなぜ?」「生理中は妊娠しないんですよね?(p.92)」など、妊娠にまつわる具体的なポイントが気になるようです。

アクロストンさんは、「腟外射精も安全日セックスも失敗率が高く、避妊法としては使えません。また、生理中のセックスなら大丈夫と思っている子もいますが、生理中でも妊娠する可能性はあります(p.93)」と、答えています。

 

宋美玄先生のアドバイス

宋先生の『娘に伝えたい 性の話』では、受精のしくみをイラストとともにわかりやすく解説しています。

「女性の体の中にある40万個の卵子と、男性の体から1回に出る4億個の精子の中から、たったひとつずつが出会って赤ちゃんになります。これは奇跡的な確率です(p.159)」。

また、以前インテグロがおこなったインタビューでは、「赤ちゃんってどうやって生まれてくるの?」と子どもに聞かれたら、以下のように答えていると述べています。

「私は、身体の構造から教えています。男の人におちんちんがあるというのは、子どもは大体みんな知っているんです。見えるし、見るから(笑)。でも一方で、女の人には何もついてないと思っているんですよね。外からは見えないから。私は、「女の人にはおまたというのがあって、そこに赤ちゃんが通る道がついているんだよ。その先に赤ちゃんの宿るおうちがあるんだよ。」と説明しています。身体の構造から教えていかないと、コウノトリとかを呼んでこないと説明できなくなるんです。」

このように、身体の構造から教えていくことで、出産やセックス、生理について、大事なことを全部教えることができるようになるようです。

ついつい大人はその場しのぎで、「コウノトリが赤ちゃんを運んできたのよ。」なんて言ってしまいますが、子どもの年齢関係なく、体の構造を理解させることがとても大切であることが分かります。

 

のじまなみさんのアドバイス

のじまさんの『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』では、逆に「こう答えるのはNG」という、やりがちなミスについても解説してくれています。

「「そんなこと知らなくていい」何の覚悟もしていない時に聞かれると、ドキッとするものですし、答えられないのも仕方ありません。でも、突っぱねたり否定したりするのはNGです!親子の間で、「性の話はタブー」という大きな溝を作ることになってしまいます(p.62)」。

たしかに、子どもたちは一度否定をされたら、「もう聞くのはやめよう」、「これは聞いてはいけないことなんだ」と思ってしまいますよね。

そこでのじまさんがオススメする、「いい質問だね!」といっていったん受け止めること(p.64)が大切なのだと感じました。

そのときの状況を大切にしながら、子どもの存在を否定しない、その質問が生まれてきた背景そのものを大事にする態度で、大人も必要以上に無理することなく進めていくものなのだ、と理解することができます。

 

性教育は「男女の性差」「セックス」「妊娠・出産」だけじゃない!

日本は性教育後進国とされていますが、手に取りやすい性教育の本はこの数年で何冊も出版され、注目が高まってきています。

性教育というとまず「男女の違い」「セックス」「妊娠・出産」を頭に浮かべますが、実はそれだけではなく、もっと広いテーマへとつながるものだと気づかされます。

一例を挙げると、ここに挙げたすべての本が、「LGBT(LGBTs、LGBTQ)」について触れていることです。

性の多様性を受け入れるのは、もはや当たり前のこと。

ドラマなどでLGBTの登場人物が、親にカミングアウトしたものの理解を得られない…という展開は、今ではよく見慣れたものになりましたが、もはやそれも一昔前のものになりつつあり、親が方向付けたり、ましてや変えさせたりするものではないという見方が浸透してきたのを感じさせます。

「無理に変えさせようとするのは、本人を否定するようなものです。まずは親が偏見を捨て、多様性の世界に飛び込んでみてください」(『娘に伝えたい性の話』p.127)

「子どもは親にカミングアウトする義務もありません」(『思春期の性と恋愛』p.133)

こうしたメッセージは、親世代の価値観をも問いなおし、解きほぐしてくれるものになりました。

 

まとめ

筆者が1990年代に受けた性教育では、「将来、あなたたちがお父さん、お母さんになるために重要な知識」という説明をされ、なんともいえない違和感、不愉快さを覚えたのを覚えています。

思春期の入り口にあった自分にとって、「自分が将来、親になる」ということはリアリティをもって考えにくいことであり、「まだ自分が将来、子どもを持つかどうかわからない。勝手に期待しないで。押し付けないで」と反発したくなる経験でもありました。

しかし、今日の性教育では、性教育は親になるための準備教育などではなくて、自分の命の仕組みを知る権利であり、ひとりの人間として、豊かに、よりよく生きるための教育なのだと、改めて位置づけなおすことができました。

私を含め、多くの大人にとって、「性教育」は親になったことで急に必要になる課題のように見えるのではないでしょうか。

そうした場合、性教育は、居心地が悪い、できれば避けたい、難しいし、考えたくない、扱いづらいテーマとして立ちはだかります。

でも、だからこそ、これを乗り越えることが、親子の関係性を強化するものになるともいえそうです。

性教育は、子どもがあってのもの。

相手がいる以上、大人だけで勝手に進められるものでもありません。

「いつ、どうやって、どのように…」と計画をガッチリ立てずとも、まずは、こうした性教育の本を一冊でもリビングに置いておくことだけでも、はじまりとしての大きな一歩になるのではないでしょうか。

 

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