【生理管理アプリ体験談】経血量の見える化で、楽しく体調管理できるように
2025.05.29
もともと業務用アプリの開発に携わっていた片岡明恵さん(30代・3歳児の育児中)。現在は子育て真っ最中の毎日を過ごすなか、快適な生理を叶えてくれたのが月経カップ、そしてその先に出会ったのが、経血量を記録できる生理管理アプリ「Oh My Flow」でした。
「快適さ」で終わらせない——
自分の体と向き合い、毎月の生理を“見える化”することで得られる安心感と、新たな気づきについて語ってくれました。
愛用中の月経カップ:スーパージェニー、ディーバカップ
月経カップでナプキンかぶれから解放

ナプキンのムレやかゆみがつらかったのは、高校生のころから。なるべく薄いナプキンを選んでごまかしながら、ずっと我慢してきました。
月経カップを使い始めたのは、たしか2017年か2018年ごろ。ネットか何かで見かけて、「ちょっと気になるな」と思って試してみたのが始まりです。
タンポンすら使ったことがなかったので最初はドキドキでしたが、慣れると世界が変わりました。ムレないし、長時間使えるし、寝るときも安心。生理中でも子どもと一緒にお風呂に入れるのもありがたくて…快適すぎて感動しました。
出産後にアプリ「Oh My Flow」と出会って
出産を経て再びカップを使い始めたところ、出産による体の変化でフィット感が変わってしまって、大きめサイズのスーパージェニーに買い替えたんです。そのとき、商品と一緒に届いたパンフレットで「Oh My Flow」の存在を知りました。
“経血量が記録できる” “日々の体調も記録できる”という言葉が目に飛び込み、「私が欲しかったアプリだ!」とすぐにインストールしました。
経血量を記録してわかった私の生理
使い始めてまず驚いたのが、経血量をml単位で記録できることでした。しかも、自分が使っているカップを選ぶだけで、簡単に記録できて、本当に便利!
もう何年もカップを使っていたのに、経血量をちゃんと意識したことってなかったんです(笑)。なんとなく「私は少ない方かな?」と思っていたけれど、実際に記録してみたら、意外と多くて、「ふつう」とされる量だとわかりました。
数ヶ月記録してみると、月ごとの合計量もほぼ一定で、ブレは10mlくらい。日ごとの量も、よく言われているように、2〜3日目が多くて、その後少なくなるという流れが数字に出ていて、やっぱりそうなんだなと納得できました。
今まではなんとなくの感覚で過ごしていたものが、数字でちゃんと見えるようになったことで、「これが私のふつうなんだ」と思えるようになって、すごく安心感がありました。
日々の体調のパターンを発見

Oh My Flowは、生理の記録だけでなく、日々の体調や気分まで細かく記録できるところが魅力です。選べる項目が多いので、「あ、まさにこれ今の私だ」っていう症状を選べるのがうれしいですね。
私は冷え性なんですけど、記録を続けてみたら「生理中に特に冷える」という傾向があることに気がつきました。また、腹痛を記録した日が排卵の時期と重なっていて、「あれ、これって排卵痛だったのかも」って初めて気づいたり。
記録をしてるからこそ、ちょっとした不調の背景にも気づける。体のことが以前よりもよくわかるようになった気がします。
生理周期の変化から婦人科受診へ
アプリを使い始めて気づいたのが、生理周期の変化でした。出産後、なんとなく「前より間隔が長いかも」と感じてはいたものの、はっきりとはわからずにいました。
でも、Oh My Flowのレポートを見てみたら、40日周期くらいになっていることが一目瞭然。数字で確かめたことで「やっぱり…」と不安になり、思い切って婦人科を受診しました。
診察のときには、アプリの画面を見ながら先生に相談。すると、すぐに検査していただけました。結果は問題なしでホッとしましたが、もし記録がなかったら、「産後だし、そんなものかな」で終わらせていたと思います。
感覚だけでは気づけなかった変化を、アプリの数字が教えてくれたおかげで、早めに動くことができました。
記録するほど楽しく健康に
アプリを使い始めて半年くらい経ち、データもだいぶたまりました。
今では、生理中にレポートを見ながら、「あと何mlくらい出るな」「今月はそろそろ終わりそう」と、生理の残りの出血量や日数が予測できるようになり、気持ちにも余裕が生まれました。
経血の色や粘度も記録していて、なんとなくですが、規則正しい生活をしているとサラサラ、生活リズムが乱れるとドロッとしてる気がするんです。こうして体の変化に目を向けるようになったことで、自然と健康も意識するようになりました。
ちょっと気になることがあれば、とりあえずアプリのメモ欄に書いておくようにもなって、「私のからだノート」みたいな感覚で使っています。
Oh My Flowには、他のアプリにはないかゆいところに手が届く便利さがあります。観察・記録・振り返りができることは、安心感にもつながっていますし、何より楽しいんです。
経血は”捨てるもの”ではない
月経カップを使い始めたころの私は、経血=ただ捨てるものという認識でした。カップの中身をじっくり見たことなんて、ほとんどなかったと思います。
でも今は、経血を通して自分の体や生活を見直せるようになりました。生理が面倒ではなく、体の声に気づけるチャンスになったんです。
若いうちにカップとOh My Flowに出会っていたら、もっと早く体と向き合えていたかもしれません。だからこそ、症状がつらい人や妊活に悩む方にこそ、月経カップとOh My Flowをおすすめしたいです。
試してみたら幸せになれるかも
私にとって、月経カップは「快適さ」、Oh My Flowは「健康管理と安心」をくれる存在です。これからも記録を続けて、もっと自分の体を知っていきたいと思っています。
カップもアプリも、合わなければやめればいい。でも、試さないままでいるのは、もったいない。少しの勇気で、体との向き合い方が変わるかもしれません。
すべての女性に、この選択肢を知って、ぜひ一度試してみてほしい。思っているよりもずっと、心も体もラクになって幸せを感じられるかもしれません。
片岡さんの月経カップ体験談もぜひご覧ください。

【月経カップ体験談】出産後に月経カップが合わなくなった私が、快適に使えるカップに出会うまで。片岡明恵さん
出産後に月経カップが合わなくなった片岡さんが、違和感やかゆみを乗り越え、今の自分に合うカップと出会うまでの実体験を語ってくれました。