#私とサウナと月経カップ【島田麻衣さん】はじめての月経カップ。知識を知るだけで、世界が広がる！

2023.02.16

サウナが好きな女性たちに、月経カップを知ってほしい！とサウナと月経カップにまつわるエピソードを集めました。

今回は、和歌山でサウナを広める島田麻衣さんにお話を伺いました。

サウナの良さを、地元に広めたい！

昨年まで東京に6年間住んでいて、最近出身地の和歌山県に帰ってきました。和歌山に戻った理由は、生まれ育った町に住みながら、大好きなサウナを地域に広めたいと思ったからです。サウナに出会って、サウナは心地よく、まわりの人は愉しくて素敵な人ばかり。いろいろな交流があったからこそ、サウナって気持ちよくて幸せになれるところなんだよってことを多くの人に伝えたいんです。

今は図書館で読み聞かせのボランティアをしながら、サウナの絵本を描いています。絵本を描くのは中学生のころの先生が転校するときに、プレゼントして以来。絵本を通じてサウナのよさを広げたり、自分でサウナ屋さんをしてだれかにとってたのしみになる場所をつくる夢に向かってがんばっているところです。

私は自分のテントサウナを持っています。地元にまだサウナが全然ないので、これがあればどこでもサウナができる！と迷いなく購入しました。今は地域の人たちに「ふるまいサウナ」といって無料で入ってもらうような活動もしています。

普段の生活の中で、自分で気づかないうちに疲れやストレスを感じていることもあると思うんです。自分自身も、サウナやサウナで出会う人々や心地よい空間に癒やされているうちに、心も身体も気づかない間にこんなに疲れてたんだなっていうのに気づかされた経験があります。あー、なんか気持ちいいなっていうシンプルな幸せに気づくことができることがサウナのよさだなと思っています。

はじめての月経カップ！

↑ はじめての月経カップとして使用した「ディーバカップモデル１」

今回はじめて月経カップを使用してみました。周りに月経カップを使用したことがある友だちもいなくて、実は存在自体も初めて知りました！話を聞いてとても興味をもったので、ぜひ試してみたいと思いました。

月経カップについての知識がゼロだったため、まずはこの本を読んで事前に知識をつけました。それほど怖さや不安な気持ちはなかったのですが、本を読んで月経カップのことや身体の仕組みについて十分に理解できたことで、月経カップを安心して使用することができました。

『私たちの月経カップより快適な新しい時代の生理用品』（神林美帆【著】/ 宋美玄【監修】）月経カップを初めて使うときに知っておきたいことを全てまとめた1冊。はじめて月経カップを使用する方のバイブルになるはず！

本で学んだことを事前に何度も頭の中でシュミレーションしていたこともあって、全く痛みも怖さも感じずに、これまでもずっと使っていたかのような感覚で、違和感なく使用できました。もし事前の知識なく使っていたら、入れる方法や場所を間違えて痛みを感じたりしたときに恐怖が生まれてしまうかもしれないですよね。インターネットだと情報が多すぎて調べれば調べるほど不安になってしまうことも多いので、正しい情報がまとまっている本を1冊読むのはおすすめです。

私はこれまではタンポンも使ったことがなく、ずっとナプキンを使用していました。生理痛もほとんどなく、量も少なめなので、生理の悩みはないと思っていました。ただ、肌が弱くて、たまに肌が荒れてしまうんですけど、それはもう当たり前のことで、どうにかできるものだとも思っていませんでした。他にも私は自宅のトイレにサニタリーボックスを置くことがずっと嫌だなと感じていたのですが、月経カップにすればそれも必要ないんだと思ったらいいことしかないですね。

サウナでも早速使ってみましたし、フィットネスでも試してみました。最初は短めの時間から使用して、だんだん使用時間をのばしていきました。つけていることを忘れそうなくらい快適で、長時間使っても漏れる心配も全くありませんでした。

自分の経血量を見れたのも新鮮でした。ナプキンに吸収されていると、量がどれだけなのか分からないけど、実際にカップに溜まった経血量を見て、自分の身体のことを知れたような気がしました。これは面白かったです。